
こんにちは!横顔の見えるワイン店 Stella Nova WineのRikoです。
今日はお店をオープンするまでのことをお話しします。
私が、ワイン店を販売したいと思った理由は、ワインが好きなのはもちろん、ワインの楽しさを伝えることがきたら素敵だなと思ったからです。
ワインは国や地域、品種で異なる香りや味を楽しめる、世界で通じる共通言語のようなお酒です。
料理がワインによってさらにおいしく感じられる新鮮な発見や、ワインがある所には思いがけない人との出会いが生まれます。
そんなワインの楽しさをたくさんの人に繋ぐことができれば、私自身の人生もより豊かになると思い、販売者になる道を選びました。
ワイン好きになったきっかけ
25年前にイタリアに1ヶ月間ほど滞在した時だったと思います。
夏の時期で夕方になるとワインと料理で楽しそうに過ごすイタリア人に混ざって食事をしました。

それまでの私にとってワインは、少し敷居が高いお酒で、おいしいというイメージもありませんでした。
イタリアでは「水よりもワインが安くてでおいしい」と冗談交じりで言われますが、たしかに!と思いました。
日本に帰ってからもイタリア好きは続き、外食するならイタリアンとワインがお気に入りになりました。
当時は全国のホテルや旅館の内装デザイン関係の仕事をしていましたので、温泉+ワインを楽しんでいました。
ずっとワインが好きでした
子育て期は一旦会社勤務は休業しました。
家で何かできることがないかと思っていた時に、趣味で蒐集していた海外の切手を販売することを思いつき、自分でHPを作成してネットショップを始めました。
今も続いているポスティオ・マルシェ《postio marche》です。
いつも更新を楽しみにしてくださるお客様に恵まれて長く続けることができました。
1人でネットシップを運営していると時々不安な気持ちになったり、新しい情報にも疎くなりがちです。
そこで、思い切って会社員として企業で働いてみることにしました。
縁あって入社したのがIT系のベンチャー企業でした。
最初はGoogleの広告文を作成したり、データを更新するオペレーターから始めましたが、広報PR担当からCEOアシスタントと変化し、ベンチャー企業の社長の元で様々な学びを得ました。
その時にワイン選びを依頼されたことが、ターニングポイントになりました。
ワインを職業にしたいと思い始める
ワインを選び、そのワインがとてもおいしかった、思い出に残ったと感想を聞いた時に、とてもうれしく、もっとたくさんの人に私がおすすめするワインを知っていただきたい!と思いました。
ワイン販売を職業にしたいという思いは持っていましたが、接客は基本的に夜間、ワイン店を開業するには免許が必要で新規は難しいのではと思っていました。
ある日、偶然に見たSNSの投稿から、かつては取得が難しかった酒類販売業免許は個人でも取得が可能ということを知りました。
ワイン販売の新しい形、ワインフィッティング
ワインフィッティングは店舗を持たず、お客様のリクエストに合わせてワインを選びます。
ということは、お客様のリクエストに応える形なので、大量の在庫を持たずにワインショップを運営することができます。

自由に動けるワインの販売者、挑戦してみたい!と思い行動を開始しました。
一流のワインショップで感覚を磨く

これまで飲食店で働いた経験はたくさんありました。
パソコンも大好きですが、飲食店でサービスすることも好きだったと思います。
ワインを販売する仕事を始めるにあたり、ワイン関連の経験を積みたいと思い、虎ノ門ヒルズにある『HAND PICLING WINE(ハンドピッキングワイン)』のスタッフに応募しました。
ショップ店員はなかなかハードでしたが、プロの選ぶワインを試飲しながらワイン通の方に販売したことは貴重な経験でした。
酒類販売業免許を申請
ワインを販売するには「酒類販売業免許」が必要で、販売地管轄の税務署に申請します。
ワインフィッティングサービスを提供するショップの屋号(店名)は準備中の半年間ずっと考えていました。
店名は《Stella Nova Wine》に決める
ショップ拠点の近くに国立天文台・三鷹キャンパスがあり、前を走る道路は天文台通りと呼ばれています。
子どものころから国立天文台は身近な存在で、天体望遠鏡が公開される「星と宇宙の日」を楽しみにしていました。
この天文台という言葉の響きが好きで、星をテーマにした店名にしたいと思いました。
酒類販売者として登録した屋号は「天文台ワインセラー」
店名は「Stella Nova Wine」になりました。
天文台ワインセラーのコンセプトを考える中で、父の出身地・秋田県の祖母は商店を営んでおり、地域の人に食品やお酒を販売していたことを思い出しました。
店先で談笑していた陽気な祖母が遠くの星から私を見守ってくれている気がしてします。
まずはお客様に知っていただくことから始めたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
このブログでは「ワインをたのしむ、ワインを知る」をテーマに情報発信しています。
オンラインショップでは、横顔の見えるワイン、キレイの味方になる良質のワインを販売しています。
みなさまのご来店をお待ちしております。
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