こんにちは!今日は個人用と業務用、どちらの用途にも使えるワインセラーを比較検討しましたのでご報告します!

ワインセラーとは
ワインセラーとは、広い意味でワインを保存するための貯蔵専用庫のことです。

どうしてワインセラーが必要か

ワインの保管は一定の温度で振動のない環境が適しています。

保管に適した温度は12℃~15℃で、低すぎても高すぎてもよくありません。

冷蔵庫が代わりになりそうですが、2℃~5℃とワインの保管としては低すぎます。

日本の夏は暑さが厳しく、常にエアコンをかけ続けている部屋で管理すれば完璧ですが、電気代を考えると個人では難しいです。

在庫を多く持たないワインフィッティングのような業態でも、仕入れから発送までの数日はワインを預かることになるので、ワインセラーが必要になってきました。

☆ 冷却方式は主に2種類、コンプレッサー式に的を絞る

まずはインターネットで情報収集です。

「ワインセラー 家庭用 高評価」などで検索すると、様々な情報がヒットします。

市販されているワインセラーの冷却方式の主なものにペルチェ式とコンプレッサー式があります。

ワインセラーメーカーの「さくら製作所」のページに詳しい比較記事があり、参考になりました。

コンプレッサー式は購入時は高価ですが、簡単に買い替えられるものでもないので、現状ではコンプレッサー式を選ぶのが正解だと思います。

☆ 候補を3種に絞る

□ 候補1 フォルスター「エッセンシャル」(44本)

シンプルでスッキリしたデザインと業務用でも定評のあるフォレスター社製という点に惹かれました。

市場価格は14万円後半〜16万円です

□ 候補2 さくら製作所「ZERO」GROBAL(38本)

ネットで検索して購入直前まで進めたのが、さくら製作所「ZERO」です。

名前のとおり0℃とワインの保存用の2温度管理が可能です。

日本酒も入手することがある可能性と、白ワインと赤ワインの温度違い管理ができて便利かなと思いました。

市場価格は10万円〜11万円台です。

□ 候補3  GROVAL「ファンビーノ・ブリリアント」(70本)

ワイン商社で有名なGLOVAL(グローバル)が扱う「ファンビーノ」は性能とメーカーのメンテナンスがいいと噂に聞いていました。

良い点は前面からラベルが見える横型の配置と前面排気のため、壁にぴったり付けて置ける、家具にビルトインが可能なことです。

懸念は幅、奥行きのサイズが大きいこと、高価格の商品というところです。

市場価格は40万円台です。

ぜひ。実物を見てみたいと思いました。

☆ たくさんのワインセラーを見るためにビック酒販へ

ワインセラーは通常の家電量販店では数種しか展示がありません。

リビングルームで使うような小型のタイプが多いです。

(device STYLE HP・・こういう使い方もすてき)

今回は仕入れたワインを一時保存する目的なので40本程度の収納力がほしいです。

京都に本社がある「セラー専科本店」は多品種の展示があるそうです。

京都まで行こうかと真剣に考えましたが、ビックカメラ系列のビック酒販でも、色々なメーカーのワインセラーの展示があると知りました。

候補の品種もメーカーのHPで展示があるとわかったので、ビック酒販・新宿店に行ってきました。

当日は佐藤さんというソムリエ資格を持つスタッフさんがいて、たくさんお話しを聞くことができました。

佐藤さんはビックカメラの酒販部門でワインセラーコーナーのコーディネートを担当しているそうです。

まずはフォルスター「エッセンシャル」から

2色共展示がありました。

佐藤さんもこの機種はかなりおすすめとおっしゃっていました。

理由はフォレスターの中でも業務用の機種を家庭用にも使えるようにアレンジしたため、価格の割に高機能とのことです。

次にさくら製作所の「ZERO」GROBAL

フォレスターに比べると扉のイメージにチープさを感じてしまいました。

それから、2温度管理はこの価格帯の機種はおすすめできないみたいでした。

GROVAL「ファンビーノ・ブリリアント」は40本タイプの展示がありました。

しっかりした造りは高級感ばあり好感が持てましたが、奥行きが大きいので、単体で置く今回の目的に合わないと思いました。

システムキッチンに組み込むタイプとしておすすめです。

40本対応を2段重ねて使う人も多いそうです。

☆ ワインセラーを選ぶ時の注意点

見た目はGoodでも実際にワインを入れると困った問題があるワインセラーがあります。

↓ 棚の前面に木材を使ったセラーは雰囲気がいいのですが、スライドを半分以上出さないとボトルが擦れて入らないものがありました。

これは必ず確認したいポイントです。

棚間の幅が足りないのですね・・

↓こちらはドアを90度以上開けないと棚がスライドできないワインセラー

人気のスリムタイプのワインセラーも注意が必要です。

中央の白いセラー、すき間を活用して入れた時、取っ手のクリアランスを考えないと扉が開かないということがよくあるそうです。

☆ ワインセラー、これに決めました

ビック酒販で1時間くらい話しを聞いて色々試して、一度家に帰りじっくり検討した結果、フォルスター「エッセンシャル」に決めました。

当初はホワイト(白)が有力候補だったのですが、実物を見てブラックの方がいいと直感しました。

搬入後、使用開始まで少し時間を置いてからワインを入れました。

ドアの内側にLED照明があり、写真撮影時は点灯しています。普段はオフにしています。

コンセントは100Vの家庭用で問題なく使え、温度は15℃に設定しています。

当初から気に入っていたポイント、ドアの開閉のスッとした感じが開けるたびに「選んでよかった!」と満足しています。

今後こちらのワインセラーを使った後の感想などもご報告します。

これからもおいしいワインを良い状態でお届けしたいと思っています!

PS. その場で購入しなくても嫌な顔せず笑顔で見送ってくださったビック酒販の佐藤さん、ありがとうございました!

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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