3月になると春の空気感で家飲みワインはロゼを選ぶようになります。
ロゼワインは中途半端でワイン好きは選ばないとか薄いのでは?などの評判もありますが、最近私はロゼが好きです。
ロゼワインが好きな明快な理由があります。それはなんといっても・・
ロゼ(Rose)は幸せな気持ちにしてくれる色だから
ローズ=ピンク色は私たちに馴染みのある色
ロゼ(Rose)ワインの色はピンクというより朱鷺色(ときいろ)や退紅色(たいこう)など日本の伝統色にイメージが合うものがあります。
このような淡いピンクは日本人の桜を愛する習慣と相まって、子どもの頃から良い印象の色になります。
ロゼ(Rose)ワインの色は幸福感の色
そして、色彩心理学ではよく用いられる体験として、母親の胎内の色がこの色に似ています。
ですので幸福感やリラックスがこの色のイメージになっています。
ネガティブな要素が思いつかないのもいいですね。
ロゼワインを明るい光の中で飲むと楽しい気持ちになるので、おすすめです!
ロゼ(Rose)ワインは薄くておいしくないは本当?
いいえ、おいしいロゼ(Rose)ワインはたくさんあります!
ワインについて知らない頃は赤ワインを薄めたもの?などまったく違う想像していました。
ロゼ(Rose)ワインは赤ワインや白ワインと同様に産地独自の製法で醸造されます。
ある程度の価格以上のロゼは液体のブレンドはないはずです。(ヨーロッパではスパークリングワイン以外は禁止されています)
ロゼワインの醸造法
① セニエ法:黒ブドウを用いて赤ワイン同様に醸造を開始し、醸し(かもし)の途中でほどよいロゼ色になったところで液体を抜き取る方法、色は淡くも濃くも調整可能。
② 直接圧搾法(プレサージュ・ディレクト):黒ブドウを用いて白ワインと同様の醸造フローで作るもの、色が淡いのが特徴です。
③ 混醸法:黒ブドウと白ブドウを材料から混ぜて発酵させるもの、ドイツのロートリングが有名です。
④ ブレンド法:白ワインに赤ワインを混ぜる方法、ヨーロッパではスパークリングワインを除いて禁止されています。スパークリングワインでは瓶内二次発行前に白ワインに少量の赤ワインを加えます。
ロゼ(Rose)ワインに合う料理
ロゼ(Rose)ワインは日本の家庭料理にとって万能選手だと思います。
まず思い浮かぶのが生ハム、スモークサーモン、サラダはもちろん、肉じゃがや焼き鳥など和食、中華にもマッチします。
辛口なら魚料理やパスタにも合うので、ロゼ(Rose)ワインはいつも常備しています。
手軽でおいしいロゼ(Rose)ワイン
ちょっといいワインが飲みたい時におすすめのロゼワインをご紹介します。
個人的に甘くない(辛口より)のロゼが好みです。
Funpy(ファンピー)ロゼ・スパークリング 2022
1992年創業の新潟県のワイナリー、カーブドッチ。
品種:スチューベンをメインにメルロー、マスカットベリーAをブレンド
フレッシュで果実味があるスパークリングワインで、日本のスパークリングワイン、美味しい!と思えるワインです。
日本ワインなので、会話もはずみます。
流通価格:2,970円
スペイン・ジャン レオン 3055 ロゼ 2021
スペインで国際品種栽培の先駆けとなるワイナリーが、有機栽培の畑のブドウで造るロゼワインです。
上品な香りと透明感あるおしゃれなボトルが魅力です。
流通価格:2,200-2,800円
スペイン・クネ ビーニャ・レアル ロサード
透明に輝くリオハ(Rioja)のロゼワイン、王のロゼワインと呼ばれているそうです。
スペインの陽光の中にいる気分です。キリッとした味わいできれいな桜色です.
品種:ビウラ85%、テンプラニーリョ15%
産地:スペイン リオハ アラベサ
流通価格:1,800-2,500円
フランス・ドメーヌ ラ ロカリエール タヴェル ロゼ
フランス3大ロゼワイン産地、タヴェルのロゼ。タヴェル地区はロゼワインのみの産地で知られています。
美しいサーモンピンクのワインは、華やかな香りに肉厚な果実味とまろやかな酸味が調和しています。
しっかりとしていながら優雅なイメージがあるワインでおすすめです!
品種:グルナッシュ、サンソー、クレレット、シラー
産地:フランス・ローヌ地区
私自身ロゼ(Rose)ワインが大好きなので、これからも追記と更新していきます!
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